突然ですが、ピクサー映画はお好きですか?
これまでピクサーは、
- 『トイ・ストーリー123』
- 『ファインディング・ニモ&ドリー』
- 『モンスターズ・インク&ユニバーシティ』
など、たくさんの人気作品を手掛けてきました。
おそらくこれを読んでくださっている方のほとんどがお好きだと思います。
そんなピクサー映画、
”隠れキャラクター”をよく登場させることはご存知でしょうか。
有名どころだと、『トイ・ストーリー』にトトロが登場していますね。
実は今回ご紹介する『カールじいさんの空飛ぶ家』も隠れキャラが存在しているんです。
一体、どんなキャラが隠れているのか?
あなたの知っているキャラも登場してるかも。
『カールじいさんの空飛ぶ家』の作品情報
『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年/ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ より引用
作品名 | カールじいさんの空飛ぶ家 (原題:up) |
ジャンル | アニメ、ファンタジー |
公開年 | 2009年 |
監督 | ピート・ドクター、ボブ・ピーターソン |
キャスト | エドワード・アズナー クリストファー・プラマー ジョン・ラッツェンバーガー ジョーダン・ナガイ |
・第67回ゴールデングローブ賞…アニメ映画賞、作曲賞受賞
・第82回アカデミー賞…アニメーション映画として作品賞ノミネート
『カールじいさんの空飛ぶ家』のあらすじ
78歳のカールじいさんは、最愛の妻エリーに先立たれ1人で暮らしていた。
ある日、妻との約束を果たすため、家に無数の風船を結びつけ冒険に出る。
『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場する犬
『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年/ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ より引用
犬種 | 名前 |
ゴールデン・レトリバー | ダグ |
カールじいさんたちについてきた大きな鼻が特徴的な犬「ダグ」。
犬種はゴールデン・レトリーバーです。
アニメーション作品としては初めてダグが「パルムドッグ賞」を受賞しました。
とにかくやることなすこと可愛いダグ。
怪鳥ケビンを捕まえられなかった罰として、ダグが「エリザベスカラー」をつけられる姿なんてめちゃくちゃかわいいです。
ダグだけが他の犬よりかなりデフォルメされたデザインになっています。
正直ずっとダックスフントだと勘違いしていましたが、大きさ的にゴールデンです。
『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年/ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ より引用
犬種 | 名前 |
ドーベルマン | アルファ |
ロットワイラー | ベータ |
ブルドッグ | ガンマ |
ダグの仲間であり、悪役でもある犬が3匹います。
- ドーベルマンの「アルファ」
- ロットワイラーの「ベータ」
- ブルドッグの「ガンマ」
3匹とも悪役ですが、憎めない犬たち。
アルファたちは首に翻訳機を巻き、人と同じ言語を話すことができます。
元ネタはタカラトミー社のバウリンガル。
アルファの翻訳機だけ壊れてしまい、怖い見た目に反してかわいい声が出ちゃうのも見どころ。
今まであげた4匹以外にもたくさん犬が登場する犬映画です!
『カールじいさんの空飛ぶ家』の隠れキャラ
他のピクサー作品の隠れキャラ満載
さて、冒頭でも言った通り、ピクサー映画には他の作品に登場するキャラクターが隠れキャラとして登場します。
『カールじいさんの空飛ぶ家』に登場する隠れキャラ・要素はこちらです↓
- ピクサーの短編『ニックナック』のサニー・マイアミ
- 『トイ・ストーリー』のピザプラネットのデリバリートラック
- 『トイ・ストーリー3』のロッツォ・ハグベア
『ニックナック』のサニー・マイアミなんて聞いたことない!という方もおられると思います。
この映画は、『ファインディング・ニモ』と同時上映された短編映画です。
見たことない方のために↓
具体的にどこにいるか見てみましょう。
『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年/ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ より引用
まずは、サニー・マイアミ。
カールじいさんが飛行機のチケットを買おうとする際の「受付のパンフレット」にいます。
かなり小さいですが、見えますかね?
サングラスをかけてグラス持ったサニー・マイアミがいます。
『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年/ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ より引用
次に、ピザプラネットのデリバリートラック。
カールじいさんの家が飛び立つ時の「交差点」にいます。
信号待ちをしている黄色いのがピザプラネットの車です。
いつもと少し形が違うので、これも分かりにくいと思います。
『カールじいさんの空飛ぶ家』2009年/ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ より引用
最後に、ロッツォ・ハグベア。
カールじいさんの家が飛び立つときの「子供部屋」にいます。
ベッドの横にロッツォがいます。
『カールじいさんの空飛ぶ家』の公開は2009年、『トイ・ストーリー3』の公開は2010年なので、先にロッツォが出演していたことになります。
ちなみに、右のほうにあるボールはピクサーのオープニングでお馴染みの電気スタンド「ルクソージュニア」の短編に出てくるボールです。
実はラピュタのオマージュシーンがある
隠れキャラクターもおもしろいですが、何の映画のオマージュシーンがあるか探すのもおもしろいです。
- パラダイスの滝のシーン→『ロスト・ワールド』(1925)
- 雷雨に襲われるシーン→『天空の城ラピュタ』(1986)
などなど。
ピクサー映画は映画マニアにたまらない要素をいっぱいもり混んでいるんです。
以上、隠れキャラ情報でした。
『カールじいさんの空飛ぶ家』の感想・レビュー
アマゾンレビューは高評価の☆4.3!(DVDへの評価含む)子供から大人まで人気です!
評価: 5.0ストーリーがわかっていても、キャラクターが魅力的で1つ1つのシーンが印象深く、小学生の娘や息子は何度も観てセリフを覚えてしまってもまた観ています。大人も楽しめる奥深さもあり、親も一緒に繰り返し観ています。
評価: 5.0私は好きです。特に好きなのは音楽と風船の美しさ。光で風船が透けてビルに映っている様子が本当にリアルで美しいです。
評価: 4.0画像の美しい作品。子供だけでなく大人にも感動を与える。日本語の文字がところどころに出てきて、日本向けとして練られたアイデアが良い。
(アマゾンレビューより引用。一部省略。)
『カールじいさんの空飛ぶ家』はどんな人におすすめか
- 子供から大人まで
- 大型犬が好きな人
- とにかく気軽に映画を楽しみたい人
- 逆に、隠れ要素が気になる映画マニア
- 冒険ものが好きな人
ピクサー制作のアニメ映画なので、子供から大人まで幅広く楽しむことができます。
また、この映画はとくに犬がたくさん出てくるので、犬好きにとっては最高です。
作中に登場する大型犬を飼っている人ならもう…ヤバイ。
とくに深く考えず映画を楽しみたいときにおすすめ!
さいごに
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