こんにちは。
みなさんは先日金曜ロードショーで放送された
ジブリ映画『ハウルの動く城』をご覧になりましたか?
さすがジブリ映画だけあって安定のおもしろさですね。
特に絵が幻想的・神秘的で、映像を見ているだけで楽しめる作品でした。
しかし、『ハウルの動く城』を見た方は結構共感していただけると思うんですが、
・なんでソフィーは呪いをかけられたのに若返るの?
・なんで急に引っ越しして家壊すの??
・カルシファーとハウルの契約って結局何?
見た方は結構、この映画に対して「疑問」「謎」が残っていると思います。
ということで今回は、映画『ハウルの動く城』で語られなかった謎の解説を行いたいと思います!
『ハウルの動く城』の作品情報
作品名 | ハウルの動く城 |
ジャンル | アニメ |
公開年 | 2004 |
監督 | 宮崎駿 |
キャスト | 倍賞千恵子、木村拓哉、美輪明宏、我修院達也、神木隆之介、大泉洋 |
・実は最初『時をかける少女』で有名な細田守監督がこの作品を手掛けていた
・第61回ヴェネツィア国際映画祭…オゼッラ賞
・第33回アニー賞…長編映画部門作品賞ノミネート
・第78回アカデミー賞…ノミネート
『ハウルの動く城』のあらすじ
帽子屋の少女ソフィーは、兵隊にからまれていた所を魔法使いのハウルに助けられる。しかしハウルも、彼をつけ狙う”荒地の魔女”に追われているところだった。その後ハウルと別れたソフィーはその夜、魔女の呪いで90歳の老婆に姿を変えられてしまう。帽子屋に居られなくなり、街を出たソフィーは、荒地で不思議なカカシの”カブ”を助け、彼が連れてきたハウルの動く城に出会う。(Wikipediaより)
『ハウルの動く城』の3つの謎
謎1:なぜソフィーは時々若返るの?
荒れ地の魔女から呪いをかけられ、90歳の老婆に姿を変えられてしまったソフィー。しかしその後、寝ている時や、話に夢中になっている時に若返ります。これは一体なぜなのか?その答えは、本当の呪いの意味にあります。荒れ地の魔女にかけられた呪いは、「90歳の老婆になる呪い」ではなく、「心の弱さ、劣等感を外見に映す呪い」だったのです!
現に、OP当初は妹と比べて取り柄のない自分に劣等感ぷんぷんの暗い女の子でした。しかし、ハウルに会ってからはだんだんと自信がつき、強敵マダム・サリマンと立ち向かう頃には毅然とした態度でいられるようにまでなりました。また、寝ているときは心の乱れがないので若いままです。
つまり、「自信があるとき」「自然な状態のとき」にソフィーは若返るのです。
謎2:なぜソフィーは引っ越しをして家をつぶしたのか?
突然「引っ越しましょ!」と声をかけ、カルシファーを連れ出し家を崩壊させたソフィー。そして何故かまた家に戻って家を作り直します。なんでそんなことするの?と何回見ても意味不明でした。この謎をひも解くカギは「ハウルの最初の引っ越し」にあります。
謎1で述べた通り、ソフィーの呪いを解く方法は、内面を変えること。そのため、ハウルは城の引っ越しを企て、城の内部の空間を「動く城」から「ソフィーの実家」に移します。しかし、戦地はソフィーの実家がある街へ。実家がある限り戦い続けなければならないハウルを案じ、ソフィーは、城の内部の空間を「ソフィーの実家」から「動く城」に戻すことをしました。ただ、ハウルがいなかったため、カルシファーを強制的に外に出す引っ越しの方法しかできなかったのです。
つまり、ハウルの戦争を止めるため引っ越しをしたが、家をつぶす方法しかできなかったから。
謎3:ハウルとカルシファーの契約は何?
カルシファーはハウルと何かの契約を結び、家から動けない状態になっています。では、何の契約を結んだのか?それは、ソフィーがハウルの過去を訪れるシーンで説明されています。
空から星の子たちが降り注ぎますが、地上に到達した時点で消えていく。それを見かねたハウルは星の子の一人を助け、命を吹き込みました。それが『カルシファー=星の子』だったのです。
つまり、カルシファーは命を与えてもらうかわりに、ハウルに強大な魔法の力を与えたのでした。それがいわゆる“悪魔の契約”です。
『ハウルの動く城』を見た感想・レビュー
アマゾンレビューは安定の☆4.2!(DVDへの評価も含む)ジブリ映画は人気です。
評価: 3.0映画の音楽やキャラクターはとても良かったと思います。
一度見ただけではちょっと理解できないところもあるかもしれません。
評価: 5.0ジブリシリ―ズの中で個人的には好きな作品です。戦争の醜さと幸せの意味を教えてくれている気がします。最後のハッピーエンドも好きです。
評価: 5.0監督の作る作品というのは本当に素晴らしいとおもいます。世界中の人々から絶賛されているだけあってバツグンの完成度。今回も完璧な感じで脱帽。こういった作品というのは監督以外作れないだろうね。
(アマゾンレビューより、一部改変。匿名。)
『ハウルの動く城』はどんな人におすすめか
・ジブリ映画が好きな人
・ファンタジーが好きな人
・アニメ映画が好きな人
・恋愛映画が好き人
・基本的に誰でも
基本的に誰が見ても楽しめます。やはりジブリ映画は安定の出来です。特にこの映画は、話こそよく分からないですが、映像がとても神秘的で綺麗なので、3歳くらいの子供でも楽しむことができます。ちなみに宮崎駿はこの作品を作ったとき、「どうだおれも恋愛映画を作れるだろ」と得意げになったそうです。
さいごに
いかがだったでしょうか。
超人気作品なのでご覧になられている方がほとんどだと思いますが、
謎がすっきりした状態でもう一度見ると楽しめます!
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