あー歌いたい。
すごく歌いたい。
8オクターブくらいでそう。
今回ご紹介するのが、そんな気持ちにさせてくれる音楽映画『SING』。
アニメの動物が作中で歌を歌っているんですが、実際に歌っているのプロの歌手なんです。
笑いどころもたくさんありますが、歌声が本物なので感動も必死!
笑いあり、涙ありの傑作映画です。
そして、この映画はもう1つ「犬映画」としての魅力も兼ね備えています。
作中に登場する動物たちの中で、なぜか犬はダックスフントだけなんです。
ダックス好きな人にはたまらないですね。
そんな犬映画と音楽映画の魅力を両方あわせもった映画『SING』をご紹介します!
あー歌いたい。
『SING』の基本情報
作品名 | SING/シング (原題:Sing) |
ジャンル | アニメ、キッズ |
公開年 | PART1(2016年) PART2(2020年) |
監督 | ガース・ジェニングス |
キャスト | マシュー・マコノヒー リース・ウィザースプーン セス・マクファーレン スカーレット・ヨハンソン |
・映画動員ランキングの1位
・『ミニオンズ』の製作スタッフが送る映画
『SING』のあらすじ
劇場主のバスター・ムーンは運営不振を脱却するために、賞金1000ドルで歌のオーディションを行うことにする。
ところが、劇場事務員のミス・クローリーの手違いにより、賞金が「10万ドル」となったポスターが街中へばらまかれてしまう。
翌日、街中から大勢の応募者が集まるのだが、バスターは賞金が用意できないことに気付く。
果たして彼らはオーディションを成功させることができるのかーー。
『SING』に登場する犬
犬種 | 役名 |
ダックスフント | ボブ |
作中に登場する犬はTVリポーターや街角の犬たち。
この映画、登場人物は動物だけなのですが、犬に関してはやたらとダックスフントが登場します。
というより、ダックスフント以外の犬種は登場しないです。
劇団員のダックスフントたち。
TVリポーターのダックスフント。
シスターのダックスフント。
ね?
主要キャラではありませんが、ダックスフントが好きな方はどんなダックスが出てくるか探すのもおもしろい映画。
タイトルの話はここまで!あとは『SING』の魅力をお伝えします↓
『SING』の3つのおすすめポイント
字幕も吹替もおもしろい映画
字幕も吹替も、この作品はとにかくキャラクターと声優陣にこだわっています。
字幕版では、トリー・ケリーさん、スカーレット・ヨハンソンさん、ジェニファー・ハドソンさんなどプロの歌手を起用!
トリー・ケリーさんはグラミー賞にノミネート、ジェニファー・ハドソンさんは受賞経験がある実力歌手です。
日本語吹替版では、MISIAさん、スキマスイッチの大橋卓弥さん、大地真央さん、MC☆ニガリa.k.a赤い稲妻さんなどプロの歌手を多数起用。
その他のキャラクターも歌唱力が高いトレンディエンジェルの斎藤さん、山寺宏一さん、長澤まさみなどを起用!
歌まで吹き替えているのは日本だけらしいです。
アニメで本物の歌手を声優に起用した作品はあまりないのではないでしょうか?
まるで映像は動物ですが、歌っているのはプロの歌手なので、感動します。
こんなに字幕版も吹き替え版もおもしろい映画はそうそうないです。
往年のヒット曲をプロの歌手が歌う
作中で歌われる曲は15曲以上!
しかも、往年のヒット曲から最近のヒット曲まであらゆる曲を楽しむことができます。
しかもしかも歌うのは上で挙げたプロの歌手たちや歌唱力の高い役者陣!
以下は曲の例です。
曲名 | 原曲歌手 | 字幕歌手 | 吹き替え歌手 |
Shake It Off | Taylor Swift | Nick Kroll & Reese Witherspoon | 坂本真綾と斎藤司 |
Hallelujah | Leonard Cohen | Tori Kelly | MISIA |
I’m Still Standing | Elton John | Taron Egerton | 大橋卓弥(スキマスイッチ) |
Set It All Free | – | Scarlett Johansson | 長澤まさみ |
My Way | Frank Sinatra | Seth MacFarlane | 山寺宏一 |
さらに、エンディング曲の『Faith』はスティービーワンダー(Stevie Wonder)とアリアナグランデ(Ariana Grande)が歌っています。
いかに音楽に力を入れているか分かると思います。
アニメ戦国時代に現れた超新星「ILLUMINATION」制作
『Mrインクレディブル』『アナと雪の女王』などを手掛ける「ディズニー(Disney)」。
『モンスターズインク』『トイストーリー』などを手掛ける「ピクサー(Pixar)」。
『シュレック』『ボス・ベイビー』などを手掛ける「ドリームワークス(Dreamworks)」。
長らくこの3つの制作会社が海外アニメ映画界を席巻していました。
しかし、そこに現れた超新星「イルミネーション(ILLUMINATION)」。
『アイス・エイジ』や『ザ・シンプソンズ MOVIE』などを手掛けてきたプロデューサーが独立して設立したアニメ制作会社なのですが、一作目の『怪盗グルーの月泥棒』からいきなりヒットを飛ばします。
そこから、『ミニオンズ』『ペット』とヒットを出し続けた次の作品がこの『SING』。
今やアニメ界は、これらの4つの会社が席を奪い合うアニメ戦国時代なのです。
その実力は折り紙付き。
細かな表情の表現はもちろん、笑いあり、涙ありの子供から大人まで楽しめる作品を制作するのが非常上手い!
食わず嫌いで見るのはもったいない。
『SING』を見た感想・レビュー
アマゾンレビューは大人気の☆4.5!
評価: 5.0これが吹替版の忘れられないシーンでした。
評価: 5.0こまかい1つ1つに笑えて、こまかい1つ1つに感動した。
評価: 5.0子供も大人もおすすめです。
(アマゾンレビューより。一部省略。)
『SING』はどんな人におすすめか
・音楽映画が好きな人
・動物が好きな人
・CDアニメーションが好きな人
・食わず嫌いしてしまってる人
・子供から大人
アニメ作品のおすすめ対象は基本的に子供から大人まで全員です。
特に、大人になってこういう子供っぽい作品を見ないようになった人には是非見て頂きたいですね。
声優陣は本物のプロの歌手を起用しているので、年齢関係なく感動できる作品に仕上がっています。
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油断していたらあまりに感動しすぎて泣きそうになるのでご注意を。
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