キーンコーンカーンコーン。
チャイムと同時に教室を去り、まっすぐ家に帰っていたあなたにおすすめの映画があります。
その名も、
関西のとある河原、
放課後に集まった2人の男子高校生が、
ただただだらだら無駄話をする青春映画。
こんな青春があったっていいじゃない。
あなたもきっとハマる。
『セトウツミ』の作品情報
作品名 | セトウツミ |
ジャンル | コメディ、ドラマ |
公開年 | 2016年 |
監督 | 大森立嗣 |
キャスト | 池松壮亮 菅田将暉 中条あやみ |
『セトウツミ』のあらすじ
関西のとある河原で放課後の男子高校生が2人で喋るだけ。
だらだら喋ったり、ふざけたり、時には学校・女の子・家の悩みを語りつくす。
『セトウツミ』に登場する犬
犬種 | 役名 |
トイ・プードル | – |
おしゃれな服に身をつつんだトイ・プードル。
中条あやみさんが演じる樫村一期ちゃんの家の前を通過するときに一瞬だけ映ります。
ただそれだけです。
『セトウツミ』の3つのおすすめポイント
大笑いを楽しまず、くすっと笑えるのを楽しむ
この映画は男子高校生2人が河原の階段で放課後だらだらと喋るだけの映画です。
でてくる話題もくだらない。
「神妙な面持ちできる?」
「節がある選手権やろか」
など放課後話しているときしか生まれないような話題ばかり。
でも、これがおもしろい、クセになる。
映画のキャッチコピーもこんな感じ。
クスっと笑えてクセになる、瀬戸と内海の放課後無駄話
爆笑を期待してはいけません。
クスっと笑えてクセになる映画を期待してください。
男子高校生の数だけ青春がある
作中の中でお気に入りのセリフがあります。
樫村さんに部活に入ることを薦められた内海がつぶやいた一言です。
「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」
ぐ~。
分かる~。
高校生の時に部活に入らず、帰宅部だった僕はこのセリフがグッと心に染み入ります。
部活に入って汗水たらす青春を送っていた同級生がどこかうらやましく、どこか引け目を感じていた。
でも、放課後だらだらする青春があってもいいじゃないか!
同じよう青春を送っていたあなたに見てほしい。
『セトウツミ』のロケ地で青春を感じよう!
そんな友達とだらだら過ごす放課後も過ごしていなかったあなた。
『セトウツミ』を見て青春を過ごした気分になりましょう!
なんと瀬戸と内海と樫村さんが過ごしたロケ地が分かっています↓
池松壮亮さんと菅田将暉さんが座った河原。
中条あやみさんの西然寺。
これであなたもセトウツミファミリー。
『セトウツミ』を見た感想・レビュー
アマゾンレビューの評価は星4.1!
評価: 4.0原作を読んで面白かったので、この作品はちょっと期待していました。
で、観ての感想は、原作のほうが雰囲気作りで勝っていたかな、と。
私的には、仰々しい音楽がちょっと違和感でした。
日本の短編映画によくある淡々とした描き方がこの作品にはぴったりだったと思うのですがね。
ともあれ、若手俳優屈指の実力の二人が演じているのだから、面白くないわけはないです。
なので、映像化としては、まあまあだったかなと。
音楽が違ったら星5でした。
評価: 4.0タイトル通りです。『爆笑不可避‼』ではなく、『クスリと笑うかもしれない』ですね。
原作は読んだことありませんが特に気にならず、たまに笑いながら充実した時間を過ごせました。
ただ、いい意味でも悪い意味でも肩の力が抜けた映画なので必見とまでは言いません。
時間があるときに、ゆっくりとどうぞ。
評価: 5.0めちゃめちゃ面白かった。会話と表情が絶妙。ずっと見ていられます。
『セトウツミ』はどんな人におすすめか
・男子高校生
・だらだらの放課後を送った人
・関西の人
・高校生
・日本映画が好きな人
シーンがあまり変わらず、派手さのない『セトウツミ』。
日本映画らしい日本映画でしょう。
『The 3名様』のような映画が好きな人はおすすめです。
さいごに
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