あなたは三鷹の森ジブリ美術館に訪れたことはありますか?
実はこの美術館でしか見ることができないジブリ作品があるんです。
その一つが今回ご紹介する『コロの大さんぽ』!
犬のコロが街に飛び出してしまし、未知の世界を一人ぶらぶらと大冒険するお話。
ちなみに『猫の恩返し』の監督・森田宏幸さんは、この作品の作画を担当したことで、監督に抜擢されました。
『コロの大さんぽ』の作品情報
作品名 | コロの大さんぽ |
ジャンル | アニメ |
公開年 | 2001年 |
監督 | 宮崎駿 |
キャスト | ゆきの子犬たち 駒沢いつき 居村健治 森吉治予 |
『コロの大さんぽ』のあらすじ
東京郊外の住宅街をモデルにした仔犬のコロの冒険物語。
色鉛筆で描かれた背景画が印象的。
コロは、学校へ出かけたサワ子を追いかけて、戸締りがされていなかった扉から外へ出てしまいます。
あちこちを走り回っていろいろな人に出会うコロ。
一方帰宅したサワ子は、コロがいなくなっていることに気がつき、一生懸命探すのですが…。
(三鷹の森ジブリ美術館のサイトより)
『コロの大さんぽ』に登場する犬
犬種 | 名前 |
– | コロ |
サワ子の家で飼われている犬「コロ」。
犬種は特に明記されていませんが、ビーグル犬をデフォルメしたような姿です。
街に飛び出したコロは、未知の世界を大冒険します。
舞台は、小金井市東小金井界隈!
パンフレットにはコロが散歩したコースを地図で見ることができます。
なんとコロの声を担当したのは本物の犬たち!
この作品の制作中に、ジブリ撮影部の古城環さんが実家で飼っている犬「ゆき」ちゃんに9匹の子犬が産まれました。
犬である「コロ」の声にふさわしいのは同じく「犬」だと考えたジブリスタッフたちは、コロの声優にゆきちゃんの子犬たちを大抜擢!
音を拾うのにはかなーーり苦労したそうです。
Hoy os enseñamos un precioso libro-Story Book del corto del …
『コロの大さんぽ』の盛大なネタバレになってしまいますが、ストーリーを大まかに知りたい方はこちらの動画をどうぞ。
スペイン人の方が『コロの大さんぽ』のパンフレット片手に解説しています。
もちろん話している言葉はスペイン語ですので、Youtubeの自動翻訳機能でお楽しみください。
『コロの大さんぽ』を見た感想・レビュー
filmarksの評価レビューは☆3.7!
評価: 3.7コロ目線の何気ない日常の一コマ
迷子になったコロの一夜の話なのになんか泣けてくる。。
犬を飼った事がある方は泣けるんじゃないかな、私は泣いた。
縁と運とタイミングが良くないとこんな奇跡はなかなか起きないだろうな。
評価: 4.0涙もろくないと思っていた、アンドロイドみたいな友達と観たのですが、上映後、わたしも号泣、彼女も号泣していたのが印象的でした。
絵が素晴らしい。さすが駿さん。
曲線がなんともあたたかくて、胸がずっとうずうずしました。
ジブリ美術館のみの上映です!
評価: 4.0ジブリ美術館で鑑賞。
15分ほどであるが、それ故に簡潔明瞭でわかりやすく、内容もちょっと感動的である。また子犬の動きや、特に女の子が焦る様子は、自分もあんなことあったなぁと思わせてくれ応援したくなる。
そこら辺の長編よりも良いかもしれない。
『コロの大さんぽ』はどんな人におすすめ
- 生粋のジブリファン
- 泣きたい人
- 犬が好きな人
- 優しい絵柄が好きな人
- ほぼ全員
日本人が大好きなジブリ映画。
しかし、そのほとんどが金曜ロードショーなどで見るくらいのレベルだと思います。
ここはぜひ一度三鷹の森ジブリ美術館に足を運んで、ジブリ愛を深めましょう!
ちなみに事前に予約が必要です。
こちらから↓
三鷹の森ジブリ美術館の公式サイトです。『迷子になろうよ、いっしょに。』をキャッチコピーにした不思議な美術館です。入場券は…
「コロの大さんぽ」のパンフレット↓
「コロの大さんぽ」ピンバッジはこちら↓
さいごに
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