「描きたい!」
「ディスニーの絵が描きたい!」
「特に、ミッキーが飼っている黄色の犬「プルート」の絵が描きたい!」
「でも、ディズニーの絵なんて難しすぎて書けない。。。」
ちょっと待って下さい。
そんなあなたの夢が今日叶います。
なんとアメリカはフロリダ州のディズニー・ハリウッド・スタジオでアニメーターとして働く「Brian James Fichtner」さんが「プルート」の描き方を解説してくれていました!
今回はこちらの動画を日本語で解説していきたいと思います!
私も描いてみますので、いっしょにプルートを描きましょう!
↑動画はこちら
1.円を描く
まずは、絵を描くためのウォーミングアップです。紙の中心に野球ボールくらいの「円」を書いてください。一回で完璧な円を描かなくて大丈夫です。何度も円を描き少しずつ修正していってください。
ちなみにこの円はあくまで「アタリ」なので、いきなりプルートを描きはじめるわけではありません。のちに、プルートの「目」「鼻」「口」をどこに描いたらいいのかを分かりやくする「ガイド」(アタリ)となります。
2.顔の向きを決める
続いて、プルートの顔の向きを決めます。今回は動画にならって「顔が左向き」になるよう線をひきましょう。1で描いた「円」を立体的な「球」として見るのです。
そして左1/5くらいの所に「お月様」のような「縦カーブ」を描きます。今度は縦カーブと交わるよう下1/6くらいのところに「横カーブ」を描きます。
これでOK!プルートが左向きになるようガイドを描きました。
3.鼻の長さを決める
プルートら犬の特徴である「長い鼻」の長さを決めます。何も考えずに描いてしまうと、長すぎたり、短すぎたりとわけがわからなくなってしまうからです。
まずは親指と人差し指を使って、「円」の長さを測ってください。そしてそのまま「円ひとつ分」左にスライド。左の端を通る直線を上から下に引いてください。・・・①
次は「円」の中にある「横カーブ」の「左端」からさっき引いた直線に向かって、横の線を引いてください。・・・②
次に①と②の交点から「横カーブ」の右1/4くらいのところに向かって「ドラえもんのポケット」のイメージでググッとカーブを描きます。
ガイドはここでおしまいです。次からはいよいよ「プルート」を描いていきます!
4.鼻を描く
4-1.鼻の上を描く
まずは、「3.鼻の長さを決める」の②で描いた横にのびた線の右端を丸くします。ここが「鼻の付け根」になります。右端に「小さな山1」を作ったらその左にももうひとつ「小さな山2」を、そしてまた左に「小さな山3」を描きます。横に伸びた線を超えないように注意しましょう。
そして最後「小さな山3」の左には「大きな山」を「3.鼻の長さを決める」の①と②の交点に向かって描きます。横に伸びた線を越えるようにしてください。
4-2.鼻先を描く
「4-1.鼻の上を描く」で描いた「大きな山」の真ん中くらいに「鼻の先」を描きます。「卵」が乗っているのをイメージして、ななめに描くのがポイント。
5.ほっぺたを描く
次はプルートのほっぺたです。「小さな山1」の右端から横カーブの右端に届かないくらいに向かって「虹」のようなカーブを描きます。これがプルートの「ほっぺた、頬」になります。虹カーブを描いたら、下にも小さな虹カーブを描いておいてください。のちにプルートの「口角」になります。
6.口を描く
次はプルートの口です。「4-2.鼻先を描く」で描いたプルートの「鼻先」こと「たまご」の少し下から「5.ほっぺたを描く」で描いた「小さな虹カーブ」に向かって線をひきます。イメージはAmazonのロゴの矢印です。
そして「たまご」の左から「Amazon矢印」に向かってカーブも描きます。これで「くちびる」ができました。
7.舌を描く
「左くちびる」から「?」(はてなマーク)を左右反転し横に倒したような線を描きます。これがプルートの「舌」になります。
8.アゴを描く
「はてなマーク舌」の下から「小さな虹カーブ」の右端に向かって、線をひきます。最初にガイドをひいた「ドラえもんのポケット」を参考に思い切って線を引いてください。「ドラえもんポケット」の右は少しへこませるのがポイント。
9.清書作業
今まで引いてきた線を清書します。鼻先を清書するときは、鼻先が光って見えるとうに、「たまご」の上中に「小さな横のたまご」を描くのがポイント。
ここまででも十分ディズニーの絵の華やかさがあります。さあ後半戦です!
10.ヒゲを描く
左の鼻に「点々」のヒゲ、右の鼻に「チョンチョンの線」のヒゲを描いて下さい。
11.目を描く
プルートの目は「2.顔の向きを決める」で描いた「縦カーブ」をそのまま利用します。「縦カーブ」が両目の境目になるのです。
まずは「左目」(絵では右)を描きます。「縦カーブ」の頂上を少し丸みを帯びさせながら尖らし右に折り返し「アーチ」を描きます。
「右目」(絵では左)も同様です。縦カーブの頂上手前で左に折り返し「左目」より少し尖らせ「アーチ」を描きます。この時「左目」より「右目」が小さくなっているのがポイント。「右目」の方が奥にあるので、小さく見えるからです。
12.まゆげを描く
ディズニーのキャラクターを描く際に重要なポイントの一つである「まゆげ」。今回は先ほど描いたプルートの目に沿って、まゆげを描きます。マクドナルドの「M」マークを描くイメージです。
13.目の中を描く
せっかく描くプルートが白目だったら嫌ですよね。次はプルートの目の中「黒目」を描きます。目の中下に半円を描くだけです。
14.清書作業(2回目)
目ができたので、清書していきます。この時、黒目の上の部分に小さな丸を描き、目を光らせるようにするのがポイント。完全な黒目にしちゃうと「闇堕ちしたプルート」になっちゃいます。
15.耳を描く
15-1.左耳
お次はプルートの耳。「ほっぺた」の右上あたりから描き始めます。「細長いS」を描くように、下に向かって曲がりくねった線を引いていきます。だいたい「プルートの顔ひとつ分ちょっと」下に届いたくらいで折り返し。この時、顔から遠いほど「太く」、顔に近いほど「細く」するのがポイントです。耳ができたら付け根の部分の後ろに「U字」を描いておきます。できたら清書。
15-2.右耳
「右目」の上から左に向かって大きなアーチを描きます。「花火」を斜めに打ち上げ、勢いがなくなり下に落ちていくイメージです。清書するときのポイントは、最初に描いたガイドで花火が落ちる手前あたりで下に線を下ろすこと。次に線を下ろし始めたところから左斜め下に線を引き、今度はガイドに沿って耳を描いていきます。耳はもう少し長くてもよかったかもしれません。
16.頭を描く
「1.円を描く」で描いた「円」を叩いて大きな「たんこぶ」ができたような半円を描きます。次に「たんこぶ」の付け根に、ガイドに沿った線を引きます。
17.首を描く
先ほど描いた後頭部の延長線上に後ろの首を描きます。前の首は「ほっぺた」の左から下に向かって円を描くように描くといいでしょう。
18.首輪を描く
「17.首を描く」で途中まで描いた後ろ首に「輪っか」をかけるように細長い円を描きます。前の首に繋げたらOK。前の首は下に膨らますように線を引き、体を描いておきましょう。
次に先ほど描いた輪っかに沿って、再度細い円を描きます。最後は「太い首輪」になるよう上と下それぞれ右に向かって線を引けば完成!
19.完成
いかがでしょうか?ちょっと憎たらしい表情になっていますが、絵が苦手な方でもある程度自信を持って「私はディズニーの絵が描ける!」と言える作品ができたと思います。
今回描いたのは「プルート」でしたが他のディズニーキャラクターたちの絵の描き方も動画で解説されています。ディズニー好きはチェックしてみて下さい↓
こちらも合わせて読みたい!
ディズニーの名作「101匹わんちゃん」は必見↓
みなさん、ディズニー映画はお好きですか?僕は好きです。特に犬が主役の映画『101匹わんちゃん』が大好きです。みなさんの中にも子供の時見て好きになった方が多いのではないでしょうか?ダルメシアンなどたくさんの犬が登場してきて、犬[…]
ディズニー屈指のラブストーリー「わんわん物語」↓
今回ご紹介する映画はディズニーの名作『わんわん物語』。世界的に有名なあの「スパゲティパス」が見れる映画です。「なにそれ?」ってなったあなたに簡単に説明を。スパゲティキスとは、スパゲティの両端を食べていったらキスしちゃうってやつで[…]
「ピーターパン」の犬ナナの気になること↓
今回ご紹介するのはディズニー映画『ピーター・パン』。1953年に公開されて以来、実写化やドラマ化もされている超人気作品です。ピーターパンやティンカーベル、フック船長という人気キャラがみんなに愛されているのはもちろんですが、さらに愛す[…]
「シンデレラ」にも犬が登場します↓
ブラッドハウンド。ベルギー原産のセントハウンド犬種である。この犬種名は使役柄からついたのではなく、「高貴な血を継ぐ純血の犬」を意味してつけられたものである。肩書きは「魔法の嗅覚」。(Wikipediaより)日本ではあまり聞きなれない[…]
「リトル・マーメイド」のマックスの噂↓
今回ご紹介するのはディズニー不朽の名作『リトル・マーメイド』。ディズニーシーでもアトラクションやエリアがある程大人気です。そして、ディズニーシーの1番の魅力は、エリック王子とマックスにも会える!めちゃくちゃかわいい&かっ[…]