『Kitbull』(2019年)Pixer | Pixar SparkShorts -YouTubeより引用

ピクサー異例の手書きアニメ『猫とピットブル』の制作秘話

『Kitbull』(2019年)Pixer | Pixar SparkShorts -YouTubeより引用
  • トイ・ストーリー
  • Mr.インクレディブル
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などで知られる「ピクサー」は「CGアニメーション」を得意とするアニメ制作会社です。そんなピクサーですが、「手書きの2Dアニメーション」も制作していいるのをご存知でしょうか?

今回はピクサー異例の手書きアニメ『猫とピットブル』の制作秘話について解説したいと思います。

  

『猫とピットブル』(Kitbull)本編

まずは『猫とピットブル』(Kitbull)本編をこちらの動画でご覧下さい

 

『猫とピットブル』に登場する犬

『Kitbull』(2019年)Pixer | Pixar SparkShorts -YouTubeより引用
『Kitbull』(2019年)Pixer | Pixar SparkShorts -YouTubeより引用

 

名前
犬種ピットブル

アメリカはサンフランシスコ、コミッション地区のとある闘犬場で飼われ始めたのが本作の主人公「ピットブル」。その闘犬場に元々住んでいたのが本作のもう一人の主人公「猫」です。

傷ひとつ無いきれいな体で迎えられたピットブルですが、「闘犬」として育てられたことにより、体中に痛々しい傷を負います。しかし、心は優しいピットブル。傷だらけの体は「弱い」からではなく、相手の犬を傷つけることができない「優しい」性格だったからかも知れません。

そんなピットブルと次第に仲良くなっていく猫。最初は恐れるあまりピットブルを傷つけてしまうこともありましたが、いつしか一緒に脱走をする相棒となります。脱走した猫とピットブルは、最終的に道で拾われ、新たな飼い主の元で幸せに暮らすのでした。

 

『猫とピットブル』の制作秘話

『猫とピットブル』を制作したアニメーターたちの制作秘話もYouTubeで公開されています。

 

監督自身を投影した作品

今回『猫とピットブル』の監督を務めたのは『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013)や『インクレディブル・ファミリー』(2018年)の制作にも携わった「ロサーナ・サリバン」氏です。唯一無二の魅力がある「手書きアニメ」にこだわりを持って本作を制作しました。

本作の主人公は、どちらかというと「猫」の方に力を入れたようです。こちらの動画で、『猫とピットブル』を制作するために「猫の動画を何回も見た」と語っています。

作品を作り上げていくうちに、サリバン監督は自分自身を投影するようになりました。子供のとき引っ込み思案で自分の世界を飛び出そうとはしなかったそうです。そういった彼女の実体験が猫のキャラクターとしてよく現れていると思います。

 

実は2Dアニメを取り入れたのは3回目

プロデューサーの「キャサリン・ヘンドリクソン」氏も今回の『猫とピットブル』が通常のピクサーとは異なる試みだと語っています。

本作は、まず全シーンのレイアウトを3Dで作り、カメラがどの位置から撮影するか決め、、、というようにピクサーの3D技術と組み合わせて制作されました。

何でもドローイングからペインティングまでアニメーターが手書きでやったと言うから驚き。CGにせよ、手書きにせよ、アニメを制作するというのはとてつもない時間と労力がかけられるんですね。

ちなみにピクサーの2Dアニメーションですが、実は『猫とピットブル』が初めてではありません。本作と合わせて3回、2Dを取り入れたショートアニメーションを制作しています。いかがその3作です。

  1. 『Your Friend The Rat』(2007年)
  2. 『Day & Night』
  3. 『猫とピットブル』(2019年)

まだ他の作品をご覧になっていないという方はぜひチェックしてみてください。

 

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