タイトルに書かれている「エッシャーって誰?」
となったあなたでもエッシャーの「作品」は見たことがあるはず。

こんな絵や、

こういった不思議な絵を描いているアーティスト。
そう、エッシャーとは「トリックアート」で有名なアーティストなんです。
さて、エッシャーが分かったところで、
日本でもこのようなトリックアートを描いてるアーティストがいたことをご存知でしょうか?
その名も、「福田繁雄」。
数々のデザイン賞を総なめし、
と呼ばれているグラフィックデザイナーです。
ということで今回は「日本のエッシャー」こと福田繁雄さんが手掛けた犬のトリックアートをご紹介します!!
福田繁雄ってどんな人?

名前 | 福田繁雄(ふくだ しげお) |
生没年 | 1932年 – 2009年 |
学校 | 東京芸術大学 |
代表作 | 『男と女の足』(1967) 『ランチはヘルメットをかぶって』(1987) |
日本のグラフィックデザイナー。
「日本のエッシャー」と呼ばれ、トリックアートのようなデザインが特徴的。
毎日デザイン賞などを受賞した他、紫綬褒章を国から授与されました。
略歴
年 | 年齢 | 出来事 |
1932年 | 0歳 | 東京都の浅草で生まれる。 |
1956年 | 24歳 | 東京芸術大学図案科を卒業する。 |
1997年 | 65歳 | 紫綬褒章を受章する。 |
2009年 | 76歳 | 逝去 |
画風
グラフィックデザイン。
単純化された形態とトリックアートを融合させたシニカルなデザインが特徴。(Wikipediaより)
代表作

作品名 | ランチはヘルメットをかぶって |
製作年 | 1987年 |
所蔵 | 二戸市シビックセンター福田繁雄デザイン館所蔵 |
サイズ | 186 × 79 × 108 cm |

作品名 | 男と女の足 |
製作年 | 1976年 |
所蔵 | – |
サイズ | 35 x 24 cm |
福田繁雄の犬の作品

積み重なったダックスフント。
顔があったり、なかったり、足が下向いてたり、上向いてたり。
見ていて混乱するデザイン。

2匹いるよなダックスフント。
真ん中に指を置くと、左右で2匹いるような感覚になります。

猫を追いかける犬。
テーブルが上を向ていてるのか、下を向いているのかよくわからないデザイン。
見ていて混乱しきてます。

並んだダックスフント。
顔から辿っていくと尻尾が無い。
尻尾から辿っていくと顔が無い。
しかし、ずっと見ているとふと顔と尻尾がくっつく瞬間がある不思議な絵。

ダックスフントの1匹バージョン。
こちらも真ん中に指を置くと2匹いるような感覚になります。
福田繁雄さんとgraniph(グラニフ )のコラボシャツもありました。
▲タイプ1
▲タイプ2
男性も女性も両方着用できるユニセックスタイプのシャツ。
どちらもデザインが良いのでかなり可愛いです。
良い作品は必ずと言っていいほどグッズ化されていますね。
お値段もアートグッズにしては高くないので、興味がある方はチェック!

円形にならんだダックスフント。
これが1番凄い。
パッと見るだけではなんの変哲もない犬の絵です。
しかし、よく見ると、やはり顔と尻尾が繋がっていません。

ぐるりと曲がったダックスフント。
尻尾を辿っていくと確かに顔がありますが、何故かずれています。

ボールに乗った犬がクエスチョンマークに見える作品。
このようにシルエットをデザインする作品も福田繁雄の特徴です。
ちなみに福田繁雄の代表作品のコラボシャツもあります↓
さいごに
トリックアートが好きな人は犬の風刺画も好きなはず↓
突然ですが、あなたは風刺画好きですか?風刺画とは、社会や人物の風刺を目的とした絵画。(デジタル大辞典より)のことです。社会や美術の教科者にたまにのっていた「変な絵」が風刺画です。今回は、中学生や高校生の頃、戦争とかの風刺画を[…]
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